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DPNチェックの特長
■簡 便・迅 速■
検査に特別な技術は必要ありません。検査時間は約3分です。
■定 量 的■
腓腹神経の神経伝導速度(CV)と活動電位振幅(Amplitude)を計測します。
■高い再現性■
測定距離を一定にし、刺激を自動化したことにより正確で再現性のある検査が可能です。
■コンパクト■
コンパクトかつポータブルなデザイン。
外来でもご利用いただけます。(乾電池式)
DPNチェックの検査方法
簡単な4つのステップにより、約3分で結果が得られます。
検査部位の皮膚表面の角質を除去します。 |
バイオセンサを取り付け、刺激プローブに伝導性ゲルを塗布します。 |
操作ボタンを押します。10~15秒で測定が終了します。 |
本体に検査結果が表示されます。PCに接続し付属のコミュニケータソフトウェアにて詳細な検査結果の確認とレポート印刷ができます。 |
DPNチェックの測定原理
外くるぶしの後ろ側で電気刺激を行い、刺激プローブより9.22cm先に設置されたバイオセンサにて活動電位の計測を行います(順行性)。最大上刺激での安定した波形が記録できるまで、自動的に数回〜十数回の刺激を行います。 神経伝導速度は温度に影響されるため、赤外線温度センサにて表皮温を計測し、28℃を基準として±5℃の範囲で測定値の補正を行います。表皮温が23℃未満の場合は測定エラーとなります。 低振幅(2~4μV)かつ信頼できない伝導速度(CV)が検出された場合は、振幅のみが本体に表示されます。 |
※神経反応の大きさ(マイクロボルト、μV)、活動電位振幅を表しています。
検査レポート
付属のコミュニケータソフトウェアで医師向け・患者さん向けレポートの出力が可能です。検査結果の確認・印刷以外にも
測定データの管理、波形の表示・確認、PDF、XMLデータ形式での出力が可能です。
[医師向け検査レポート] |
[患者さん向け検査レポート] |
■検査結果のカットオフ値を以下の5つから選択可能■
①年齢、身長によって変動するカットオフ値
②カットオフ値固定(41m/s、5μV)
③年齢、身長によって変動するカットオフ値の変動幅をカスタマイズ
④独自のカットオフ値
⑤カットオフ値を使用しない
結果レポートのチャートは腓腹神経の伝導度(CV)と活動電位振幅(Amplitude)より、神経障害の状態を5つに分類し
測定値を示すマーカーの位置で結果を表示しています。
【検査結果例】
①のカットオフ値を使用した場合の例
例)54歳:男性 検査結果(右足:50m/s、22μV 左足:50m/s、23μV)